ニキビは洗顔方法を改めると予防できる
ニキビは思春期のものと思っていたのに、大人になってからも悩み続けている方がいらっしゃいます。
それは洗顔の方法を間違っている可能性が考えられるのです。
洗顔は汚れや雑菌を落としてキレイにするので、肌トラブル予防に欠かせません。
しかし、誤った方法で洗顔をすると、ニキビを発生させてしまいます。
また、それをさらに悪化させることすらあるのです。
この記事では、ニキビを予防するための洗顔方法&できてしまったニキビの改善方法について解説していきます。
〜目次〜
1.そもそもニキビとは何?
2.ニキビ予防は「清潔」と「やさしさ」が肝心!
2-1.洗顔の前に手洗いをする
2-2.お湯の温度は32度前後
2-3.洗顔料は泡立てて、サッと洗ってしまう
2-4.シャワーを肌に当てない
2-5.清潔なタオルで優しく水分をふき取る
3.それでもニキビができてしまったら…
1.そもそもニキビとは何?
ニキビには思春期にできるものと大人になってからできるものの2つがあります。
思春期のものはホルモンの変化によって皮脂の分泌が増えることで起こります。
一方、大人になってからできるニキビは、お化粧の洗い残しや肌への刺激、生活習慣の乱れなど外的な要素で引き起こることが大半です。
つまり、ニキビを作らないためのポイントがわかれば、予防しやすくなるのです。
その中でも洗顔はニキビの発生に大きな影響を与えているので、この記事では中心に解説していきます。
2.ニキビ予防は「清潔」と「やさしさ」が肝心!
2-1.洗顔の前に手洗いをする
お化粧は肌に負担をかけるので、そのままにすることはニキビの原因です。
そこで、帰宅すると一番に洗顔をする方がいらっしゃいます。
しかし、帰ってきて1番に洗顔をするのはよくありません。
その理由は、手についている雑菌が肌に付着してしまって、ニキビを引き起こす引き金になる恐れがあるからです。
キレイな手で洗顔をするように心がけるだけで、ニキビの発生を抑えられたという方もいらっしゃるくらいです。
帰ってきたらまずは手洗いをして、手をキレイにするようにしましょう。
2-2.お湯の温度は32度前後
手洗いと同じくらい大切なのが、顔を洗う際のお湯の温度です。
顔を洗う際の温度は32度前後が最適といわれています。
その理由は、お湯が熱いと肌に必要な皮脂を洗い流してしまいます。
必要な皮脂が洗い落とされると細菌などから肌を守りにくくなります。
一方、お湯が冷たいと汚れや化粧の油分などをキレイに落としきれません。
汚れの洗い残しもニキビの原因となります。
どちらもニキビを作ってしまう大きな要因ですので、洗顔をする際はしっかりと温度を確かめるようにしましょう。
2-3.洗顔料は泡立てて、サッと洗ってしまう
洗顔料を泡立てて洗顔することは基本です。
しかし、しっかりと洗わないといけないと、ゴシゴシと洗ったり長時間泡を顔にのせていたりするのはよくありません。
ゴシゴシ洗うのは肌に大きな負担をかけてしまいます。
また、洗顔料は食器などを洗う洗剤と同じく、汚れを落とすものです。
つまり、あまり長く顔に留まっていると、必要以上に皮脂を落としてしまいます。
顔の皮膚に負担をかけないように、泡立てた洗顔料でサッと洗うようにしましょう。
2-4.シャワーを肌に当てない
シャワーを顔に当てて洗う方は、控えるようにしてください。
シャワーを顔に当てると顔の隅々まで洗えるので、ニキビ予防に有効なように感じます。
しかし、シャワーを顔に当てると肌への刺激が強いので、肌トラブルの原因になるのです。
洗顔はシャワーで洗うのではなく、桶にお湯を一旦溜めてそこから洗うようにしましょう。
2-5.清潔なタオルで優しく水分をふき取る
ニキビは汚れが顔に付着することによって引き起こされます。
いくら適切な方法で洗顔をしたとしても、最後に拭くタオルが汚れていては顔の清潔を保てません。
ニキビが気になる方は、毎日洗った清潔なタオルで顔の水分をふき取るようにしましょう。
もちろん、水分を取るときもゴシゴシふくのではなく、優しくふきとるようにしてください。
3.それでもニキビができてしまったら…
適切な洗顔を行ってもニキビができてしまったら、生活習慣を改めてみてください。
乱れた生活習慣やストレスが溜まった状態のままが続くと、ホルモンバランスが崩れて過剰に皮脂が分泌されます。
その皮脂が毛穴に詰まってニキビを発生させている可能性があります。
バランスの良い食事や規則正しい生活、ストレスを溜めない工夫をして、ニキビができにくい生活を試みてください。