ダイエットのためにランニングを始めたという方はいらっしゃいます。一方で、ダイエットを成功させるために筋トレを始めたという方はあまりいらっしゃいません。ランニングなどの有酸素運動は脂肪の燃焼に必要な酸素を身体に取り入れて行うので、ダイエットに直接的な効果が期待できます。しかし、一見ダイエットに有効と思えない筋トレにもダイエットに対して高い効果が期待できるのです。そこで、この記事では、筋トレがダイエットにどのような効果を生むのか、また効果的な筋トレについて解説していきます。興味がある方は参考にしてみてください。

 

1.筋トレがダイエットに有効って本当?

1-1.筋肉がつくと痩せ体質になる

筋トレに対するイメージは「ボディビルダーのような筋肉質な身体を作りたい方がする運動」ではないでしょうか。実際、筋トレを行えば筋肉に負担を与えるので、筋肉がつきます。ダイエットがしたい方にとってはあまり目的が違うので、あまり意味がないように感じます。しかし、筋トレはダイエットに高い効果をもたらす運動なのです。

 

イメージがしにくいかもしれませんが、脂肪と筋肉を比べると脂肪の方が消費エネルギーが多いのです。今よりも筋肉をつけると基礎代謝が増えるので、毎日の消費エネルギーが自然とアップします。つまり、筋肉をつけるということは、痩せやすい・ダイエットに有利な身体になるということです。

 

1-2.筋肉で運動効率がアップする

ダイエットに筋トレを取り入れる有効性は、筋肉によって基礎代謝がアップするだけではありません。筋肉がつくと運動効率を高められる点も挙げられます。有酸素運動にはウォーキングやランニング、エアロビクス、自転車などさまざまなものがありますが、運動ですので筋肉を疲弊させます。運動を長時間し続けようとすれば、どうしても一定量の筋肉が必要になってくるのです。つまり、筋トレをして筋肉をつけることで、長時間の運動が可能となるのです。

運動は始めたらすぐに脂肪が燃焼されるわけではありません。はじめは血液中の糖分が消費され、10分くらいを境に脂肪が燃焼され始めるのです。つまり、10分以上運動を続けないと脂肪は燃焼されません。そして、効率よく脂肪を燃焼させようとすれば、20分・30分とより長い運動をしなければならないのです。筋力をアップさせて長時間の運動にも耐えられる身体を作ることで、運動効率を高めて燃焼される脂肪の量も増やせるのです。

2.ダイエットに向いている筋肉とは

ダイエットに有効な筋肉といえば、大胸筋が挙げられます。大胸筋は体積の大きい筋肉ですので、少しの負担で筋肉がたくさんつけられます。最も効率的に筋肉量を増やせる筋肉の1つですので、ダイエットにも有効です。

 

大胸筋を鍛えるには、腕立て伏せがあります。誰でも知っていて、やったこともある筋トレですが、間違った方法で行うと期待通りの効果が得られません。そこで、正しい方法を紹介します。

 

1.うつ伏せになって肩幅に手をつく
2.手とつま先で身体を支える
3.この時に、足と腰、首が直線上にあることを確認する
4.肘を少しずつ曲げていく
5.あごを床につけて少しキープ
6.その後、一気に身体を起こす
7.これを10回程度繰り返す

 

これが腕立て伏せの一連の流れですが、正しいフォームでできているかが大切です。3の「足と腰、首が直線上にある」かどうかで腕にかかる負担が変わってきます。つまり、有効な筋トレになっているかどうかが決まりますので、しっかりとフォームを意識して行うようにしましょう。

 

3.身体を休めることも大切

ダイエットで早く効果を出したいと筋トレを休みなく行う方がいらっしゃいますが、おすすめできません。筋トレを行うと筋肉は傷つくので、それを修復するために成長ホルモンが分泌されます。しかし、筋トレを休みなく行い続けると、成長ホルモンが十分に分泌されません。筋肉は損傷と修復を繰り返して肥大化していくので、身体を休ませないのは非効率なのです。

 

筋トレは週に2〜3回でも十分に効果がありますので、1日やったら1〜2日休むくらいのペースで続けるのがよいでしょう。そうすることで、筋肉がついて太りにくい身体、痩せやすい体質に少しずつ変わっていきます。