エネルギーが欲しい朝の時間帯にバナナを食べるという方は多いのではないでしょうか。バナナは炭水化物と糖分が豊富なので、エネルギー不足に陥ったときの大きな味方となってくれます。また、食物繊維が豊富なので、ダイエットに利用している方もたくさんいらっしゃいます。そんなバナナですが、実はエネルギーとなる以外にも健康面で大きな影響を与えてくれるのです。この記事では、バナナが与えてくれる健康パワーについて詳しく解説していきます。

 

1.バナナのカリウムには若返り作用がある!?

バナナに含まれている栄養素で有名なものといえば、カリウムを思い浮かべる方も多いでしょう。それほどバナナにはカリウムが多く含まれているのです。具体的には、中程度の大きさのバナナには、約400mgのカリウムが含まれています。これは、成人日本人の摂取目安量の約20%にもなる量です。

 

カリウムには、血圧を下げる作用があり、血管を若返らせる効果があるのです。現代人は塩分であるナトリウムを過剰に摂取している傾向にあります。しかし、カリウムを摂取するとナトリウムを体外へ排出する作用があるので、体内のバランスを保つことができるのです。

 

細胞内の体液はナトリウムとカリウムのバランスによってバランスが保たれています。ナトリウムが増えすぎるとその濃度を下げるために水が貯えられます。もし、ナトリウムが過剰に摂取されると体内の水分量が異常に増えて身体がむくんだり、血液量が増えて高血圧になったりするのです。ところが、カリウムを摂取することでナトリウムが体外へ排出されるので、血圧が正常に保たれてむくみの解消にも役に立つのです。

 

特に血圧が正常に保たれることは細胞の若返りにもなるといえます。血圧が正常になって血管への負担が軽減されると、血管が柔軟になって若返ります。すると、高血圧や動脈硬化の予防・改善となり、脳卒中や心筋梗塞などの重篤な病気の予防にもなるのです。

 

2.食物繊維によって腸内環境が整う

手でバナナを半分に割ろうとすると、繊維質であることがわかります。これはバナナに含まれている食物繊維が豊富だからです。食物繊維もまた、健康に大きな影響を与えているので、バナナを食べると健康になれるのです。

 

食物繊維を摂取すると、腸内環境を改善してくれます。食物繊維は胃では消化されずに腸まで到達します。すると、腸内にいる善玉菌のエサとなるので、腸内環境が改善されるのです。また、食物繊維は水を吸収すると膨張する作用があります。腸で膨張した食物繊維は腸の動きを活発化させるので、排便が促されて便秘の解消に貢献するのです。便は腸に長くとどまるとどんどん腐敗して有害物質を放出するようになるので、健康を維持するためには早く体外へ出す必要があります。食物繊維を摂取することでスムーズな排便ができるので、身体をクリーンにして健康にしてくれるのです。また、腸内には免疫細胞が約6割存在しているので、腸が活性化すると免疫力が高まって風邪などの病気にもかかりにくくなります。

 

ちなみに、バナナがダイエットで有効なのは、食物繊維が胃で消化されないので満腹感を得やすくなるからです。その結果、摂取カロリーが減ってダイエットができるという理屈です。

3. 疲労回復に有効なバナナ


バナナにはビタミンB群やCが豊富に含まれています。ビタミンB群は、身体の代謝をサポートしてくれる栄養素です。しっかりと摂取することで、身体はエネルギーをスムーズに作り出すことができるので、疲労を感じにくくなります。また、ビタミンCは免疫力を高めたり、疲労の回復を早めたりする作用があります。そのため、身体が弱っているときは、バナナを食べるのが最適なのです。

 

さらに、バナナの糖質は天然の炭水化物ですぐに消化されます。つまり、すぐにエネルギーとなってくれるので、慢性疲労などで悩んでいる方はバナナは最適な食べ物といえます。